こんにちは、留学で韓国語を話せるようになったpupo(Twitter@kankoku_tanoshi)です。
저는 일본에서 왔습니다
上のように韓国語は文中にスペースを入れて書きます。
このスペースを入れて書くのが分かち書きです。
分かち書きは韓国語の基本的なルールなのでここで覚えておきましょう。
韓国語の分かち書きとは?
先ほども説明したように分かち書きは文の途中にスペースを入れて書くルールのことです。
この分かち書きは文章を読みやすくするためにします。
日本語でも「ぼくのぱぱはぱんがすきです」のような平仮名ばかりの文章だと読みにくいですよね。
韓国語もスペースのない文章は読みにくいので分かち書きをします。
しかも、分かち書きが出来てないと意味が間違って伝わることもあります。
例えば「이상하다」は「おかしい」という意味ですが、「이 상하다」とスペースを開けると「歯が痛い」という意味になってしまうのです。
- 이상하다:おかしい
- 이 상하다:歯が痛い
意味を正確に伝えるためにも分かち書きをしっかり学びましょう。
分かち書きの基本的なルール
分かち書きの基本的なルールは文節ごとにスペースを入れるというものです。

文節ってなんぞ?
上のようになった人は文章を「ネ」で区切ってくみてださい。
例えば、「私の弟は会社員です」という文なら「私のネ / 弟はネ / 会社員です」と分けるのです。
こうして文節で区切ったところに韓国語ではスペースが入ります。
なので「私の弟は会社員です」の韓国語は
제 동생은 회사원입니다
となります。
分かち書きを丁寧に解説!
「文節」を改めて丁寧に言うと意味が通じる最小単位のことです。
例えば「弟は」は一見「弟」と「は」に分けられそうですが、「は」だけでは意味が通じませんよね。
なので、文節で分けるときは「弟は」と助詞もセットにするのです。
「제 동생 은 회사원입니다」と助詞にスペースを入れるのは間違いなので気を付けてください。
また「회사원입니다(会社員です)」のように名詞と「입니다(~です)」の間にもスペースは入れません。
「会社員ネ / です」とは区切れませんよね。
分かち書きの例外的ルール
先ほど分かち書きは文節ごとにスペースを入れると説明しましたが、そのルールに当てはまらないものもあります。
ただ、これから説明する
② 形式的な名詞
③ 補助的な用言
は文法に関することなのでまだ勉強してない人は「そんなものもあるんだ~」くらいに思っておけば大丈夫です。
① 単位の韓国語
「한 개(1個)」「한 권(1冊)」のように数字と単位の間にはスペースを入れます。
ただし、下の2つの場合はスペースを入れても入れなくてもいいです。
- 順序を表す単位 ex. 삼학년(3年生), 두시 삼십분(2時30分)
- アラビア数字+単位 ex. 10월 9일(10月9日)
「順序を表す単位」が分かりにくかったら、「何個」「何匹」のような物の量を表す単位以外と考えてもらえば大丈夫です。
また、分かち書きをする場合も数字と単位は一息に読んだ方が自然な発音になります。
② 形式的な名詞
形式的な名詞とは下の文の「수」「것」のような文法で形式的に使われる名詞のことです。
- 할 수 있습니다(できます)
- 비가 올 것 같아요(雨が降りそうです)
上の文で「수」「것」には特に意味がありませんが、スペースを入れて分かち書きをします。
また、この場合も一息に読んだ方が自然な発音です。
③ 補助的な用言
補助的な用言とは「聞いてみる」の「みる」のようなそれだけでは意味のない動詞・形容詞のことです。
こういった補助的な用言は分かち書きをしてもしなくてもいいです。
なので「聞いてみる」の韓国語は「물어 보다」と書く人もいれば「물어보다」と書く人もいます。
補助的な用言の例としては下のようなものがあります。
- 도와 드리다 / 도와드리다(助けてあげる)
- 일어 서다 / 일어서다(立ち上がる)
- 빠져 들다 / 빠져들다(落ち込む)
- 토해 내다 / 토해내다(吐き出す)
- 감싸 주다 / 감싸 주다(取りつくろう)
おまけ:分かち書きでも連音化は起きる?
分かち書きについてよく聞かれるるのが「分かち書きでも連音化するの?」というものです。
連音化がわからない人は下の記事をチェックしてみてください。


結論から言うと連音化するかどうかは息継ぎの場所で変わります。
例えば「저는 일본사람이에요(私は日本人です)」という文を例に見てみましょう。
「저는 / 일본사람 / 이에요」と細かく息継ぎをすれば連音化は起きません。
一方、息継ぎなしで発音すると「저느닐본사라미에요」のように連音化が起きます。
連音化するしないは分かち書きでなく息継ぎで判断してください。
韓国語の分かち書きまとめ
分かち書きは韓国語を読みやすくするために文中にスペースを入れるルールのことです。
基本的には文節ごとにスペースを入れていきます。
例外のルールもありますが、例外は新しく出会うたびに1つ1つ覚えていけば大丈夫です。
分かち書きも慣れが必要なのでとにかく韓国語の文章にたくさん触れてみてください!
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