こんにちは、留学で韓国語を話せるようになったpupo(Twitter@kankoku_tanoshi)です。
「あなたが好き」
上の文を韓国語にするとき迷うのが「あなた」の部分をどう訳すかですよね。
英語のテキストでは最初にYouという言葉を習いますが、韓国語のテキストには「あなた」という言葉があまり出てきません。
なぜ「あなた」の韓国語がテキストに出てこないかというと日常会話でほとんど使わない言葉だからです。
では韓国人はどのように人を呼んでるのか、という部分も含めて今回は「君」「あなた」の韓国語を解説します!
「あなた」の韓国語は?
「あなた」の韓国語は「당신」です。
ちなみに「あなたたち」の韓国語は「당신들」です。
ただ「당신」も「당신들」も日常会話で使うことがほとんどありますん。
日常会話で「당신」を使うのは
- 夫婦で呼び合うとき
- ケンカのとき
- 広告の文
くらいです。
K-POPの歌詞によく出てくる言葉ですが、場合によってはケンカを売ってると思われることもあるので気をつけてください。
「あなた」に代わる韓国語は?
「あなた」の韓国語「당신」を使わないのなら、年上や初対面の人には何と言えばいいのでしょうか?
年上や初対面の人には
①「선생님(先生)」と呼ぶ
②「○○さん」と呼ぶ
③ 主語を省略する
で対応することが多いです。
① 선생님(先生)
目上の人を呼ぶときに1番よく使うのがこの「선생님」です。
「선생님」は「先生」を意味する単語ですが、目上の人への敬称としてもよく使います。
相手の職業に関係なく「선생님」と呼ぶのです。
② ○○さん
職場の人など少しあらたまった場でよく使うのが「○○씨(○○さん)」です。
このとき韓国では「苗字+씨」ではなく「名前+씨」で呼ぶので注意してください。
「苗字+씨」だと失礼な印象を与えてしまいます。
③ 主語は省略する
韓国語は日本語のように主語を省略することの多い言語です。
英語だと「あなたは何歳ですか?(How old are you?)」と「あなた」をきちんと言いますよね。
一方、韓国語は「何歳ですか?(몇 살입니까?)」と「あなた」を省略することが多いのです。
◇
「あなたが好き」を訳すときも
- 〇〇さんが好き=○○씨를 좋아해
- (主語を略して)好き=좋아해
と言い換えたほうが自然な韓国語になります。
「君」「お前」の韓国語は?
「君」「お前」は韓国語で 너 と言います。
日常会話で「당신」はあまり使いませんが「너」は日常会話でもよく使う言葉です。
ただ「너」は親しい間柄で使う言葉なので、話す相手には気を付けてください。
「너」と一緒によく使う「君+助詞」の韓国語をまとめておきます。
意味 | 韓国語 |
---|---|
君は | 너는 |
君が | 네가 |
君も | 너도 |
君の | 네 |
君に | 너에게 |
君を | 너를 |
君と | 너랑 |
「네가(君が)」 「네(君の)」は形が変わってるので気をつけてください。
さらに「네가(君が)」は「내가(私が)」との区別が難しいため「니가」と発音することも多いです。
「あなた」の韓国語まとめ
「あなた」の韓国語は「당신」、「君」の韓国語は「너」です。
「당신」は歌詞などで聞くことは多いですが、日常会話で使うことはあまりないので注意してください。
英語ではYouをよく使うので混乱してしまう人も多いですが、英語と韓国語は別物と考えた方が覚えやすいです。
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