日本では禁煙・分煙が進み喫煙マナーも厳しくなっていますが、韓国ではどうなのでしょうか?
韓国も禁煙政策が進み喫煙できる場所がどんどん無くなっていますが、タバコ事情やマナーは日本と少し異なります。
そこで、今回は韓国の最新タバコ事情とタバコの買い方・吸える場所など喫煙者の方に役立つ情報を紹介します。
韓国のタバコ事情は?

韓国では満20歳の1月1日からタバコが吸えるようになります。
日本よりも若干早い年齢です。
2019年の調査では韓国人の喫煙率は22.4%でしたが、これは数年前に比べると大きく低下しています。
2000年の調査では成人男性の70~80%が喫煙者だと答えており、毎年40000人以上が喫煙に関する病気で死亡していました。
そこから韓国政府は国を挙げての禁煙政策に取り組み喫煙率が大幅に下がったのです。
禁煙政策も進められているので、日本ほどではないものの韓国も喫煙者には肩身が狭い状態です。
韓国のタバコパッケージはグロい!?
禁煙政策としてはタバコ広告の規制、喫煙可能な場所の制限など様々なことが行われてきました。
その中で日本人観光客にも関係するのがタバコのパッケージです。
韓国のタバコパッケージには喫煙を警告する文とイラストを載せることが義務付けられているのです。
咽頭ガンや口腔がん患者などの画像はかなりグロテスクです。

グロすぎるのでモザイクをかけてますが、「韓国 タバコ パッケージ」とググればいろいろな画像が出てきます。
韓国のタバコは安い?値段はいくら?
2000年ごろまでは韓国もタバコが安く、200円以下で買えるものも多かったです。
ですが、禁煙政策もあり現在では450円~500円くらいにまで値上がりしています。
iQOSもだいたい450円くらいです。
タバコを買いたいなら税が免除される免税店がオススメです。
ただし、「1人当たり外国製たばこ200本が免税範囲」と決まっているので気を付けてください。
200本の範囲を超えてしまうと日本で買うよりも値段が高くなることもあります。
韓国でのタバコの買い方は?
韓国ではどこでタバコを買えばいいのでしょうか?
韓国の街中でタバコが売られているのはコンビニや街角の小さな商店です。
日本のように自販機はありません。
コンビニでは日本と同じようにカウンターの後ろにタバコが並んでいます。
買いたいタバコを指さして「그것 주세요(それください)」と言えば買えます。
ただ、最近はタバコを売っていないコンビニも増えているので気を付けてください。
韓国でタバコが吸える場所はどこ?

韓国では禁煙政策もあり、タバコを吸える場所がどんどん減っています。
レストランやカフェ、ホテルのロビーなど公共の場所では基本的に喫煙できません。
喫煙席のようなものも韓国にはありません。
間違った場所でタバコを吸ってしまうと法律で罰せられることもあるので気を付けてください。
空港や街中に喫煙所があるのでタバコはそこで吸うようにしてください。
韓国のタバコ事情まとめ
日本と同じように韓国でも国を挙げて禁煙が進められています。
数年前までは歩きたばこをしている人もよく見かけましたが、今ではほとんどいません。
喫煙者の方はマナーとルールを守ってタバコを吸うようにしてください。
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