韓国は出前・デリバリーがとても発達していてチキンやジャージャー麺、トッポギなど様々な料理を注文できます。
そして、実は旅行者もデリバリーを楽しめるのですが、「やり方がわからない」「難しそう」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「배달요기요(ペダルヨギヨ)」というアプリを使ったデリバリーの頼み方を説明していきます。
「배달요기요(ペダルヨギヨ)」を使えば韓国の携帯電話や住所がなくても出前を注文できるんです。

出前・デリバリーを頼む前に
出前・デリバリーを頼む前にいくつか確認しておかなければいけないことがあります。
宿泊施設に確認をしておく
出前を頼む前に重要なことは宿泊施設に出前をとっても大丈夫か確認を取ることです。
高級ホテルではレストランやルームサービスにこだわっているめ、出前が頼めないホテルが多いです。
また、出前を頼んでも大丈夫なところでも、セキュリティーを考慮して部屋までのデリバリーは禁止としているところが多いです。
一般的な方法としては
①ロビーで直接受け取る
②フロントで受け取ってもらい、部屋に連絡してもらう
という2パターンがあります。
「どうしてもデリバリーを頼みたい!」
という方は事前に宿泊先にメールなどで問い合わせをしておきましょう。
出前・デリバリー可能な時間
出前可能な時間は店によって異なります。
チキンは夜食として頼む人が多いので、深夜3時くらいまでデリバリーを頼める店も多いですが、中華料理などは夜10時までしか出前が頼めない店も多いです。
店ごとの出前・デリバリーが可能な時間はアプリを使って調べることができます。
アプリ「배달요기요(ペダルヨギヨ)」を使った出前の頼み方
では、実際にアプリを使ってデリバリーを頼む方法を見ていきましょう。
今回説明するのは、「배달요기요(ペダルヨギヨ)」というアプリです。

「배달(ペダル)」は出前のことで「요기요(ヨギヨ)」はレストランで注文するときに言う「すみません」のようなニュアンスの言葉です。
このアプリを使えば会員登録などをせずに簡単に出前を頼むことができます。
ただ、「배달요기요(ペダルヨギヨ)」という名前から分かるかもしれませんが、アプリは全て韓国語で日本語に対応していません。
ですが、韓国語がわからない人でも出前を頼めるように説明していくので安心してください。
① 最初の設定を行う
アプリをダウンロードして開くと、下のような画面が表示されます。

これはアプリが位置情報(必須)と写真/カメラ・電話・ストレージ(任意)それぞれのデータへアクセスすることがあります、ということを言っています。
「확인(確認)」と書かれた赤いボタンを押せば次に進みます。

各利用規約に同意するかをチェックします。
私は位置情報サービスの利用規約に同意だけをチェックしました。

チェック項目にチェックを入れて「시작하기(開始)」のボタンを押すと次に進みます。
続いては配達住所を設定です。

宿泊施設の住所を直接打ち込むか、現在地の地図から住所を設定することができます。
住所の入力はハングルで入力しなければなりません。
宿泊施設のホームページなどでハングルの住所が見つけられると思うのでそれをコピペすれば大丈夫です。
② お店とメニューを選ぶ
配達住所の設定が終わるとトップページに行きます。

チキン、中華料理、ピザなど様々なメニューを頼むことができます。
今回はチキンを頼んでみたいと思います。
チキンを選ぶと出前可能なお店の一覧が表示されます。

右側に55~65분と表示されていますがこれは配達までに55~65分かかるということです。
また、店ごとに味や配達時間に関するレビューが書いてあります。
これらの情報を参考にしてお店を選びます。
今回は一番上に表示されたBBQ남대문점(BBQ南大門店)を選びました。
お店をタップすると注文可能なメニューが表示されます。


ここから好きなメニューを選びます。
「황금올리브닭다리(黄金オリーブフライドチキン)」というのが美味しそうだったので選びました。

他のメニューも頼みたい場合は「주문표에 추가(注文票に追加)」を押してさらに他のメニューを選びます。
他のメニューを頼まない場合は「주문학기(注文する)」を押します。
また、店ごとに金額は異なりますが最低注文金額というものがあります。
今回のお店では14000ウォン以上注文しないとデリバリーを頼めませんでした。
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③ 決済情報を入力する
注文が確定すると下の画面が表示されます。

注文者情報を入力します。
電話番号は韓国の電話番号じゃないといけないので、宿泊先の電話番号を入力します。
安心番号というのはお店側に自分の番号を伝えずに、一度だけの臨時番号を使うというシステムです。
チェックしてもしなくても大丈夫です。
続いては支払い方法を選択します。

アプリ内で支払いを済ませるか商品を受け取るときに支払いをするかを選びます。
商品を受け取るときに支払いをする場合は次に説明するクーポンの割引ができません。

クーポンコードを持っている人はここで割引を受けることができます。
また、カカオペイなどのポイントも使うことができます。

ここで注文内容を確認します。
配達料金は2000ウォンかかります。
各利用規約に同意をチェックして「결제 하기(決済する)」を押すと、注文が完了します。
下の動画でも「배달요기요(ペダルヨギヨ)」の使い方を説明してるので参考にしてみてください。

韓国語ができない人向けの裏ワザ
韓国語ができない人にもアプリが使えるように説明してきましたが、メニューが読めなかったり大変なことは多いです。
そんな人にオススメしたいのが「Naver Papago翻訳」というアプリです。

「Naver Papago翻訳」では画像翻訳ができます。
この画像翻訳の機能を使えば「배달요기요(ペダルヨギヨ)」も使いやすくなります。
具体的な使い方としては「배달요기요(ペダルヨギヨ)」の翻訳したいページをスクショします。
そしてスクショした画像を「Naver Papago翻訳」で開きます。
すると、次のような画面が表示されます。

ハングルのテキストをなぞるとアプリが日本語に翻訳してくれます。

ただし、翻訳も完璧ではありません。
たまに変な翻訳出てくることもあります。

黄金オリーブ鶏脚…不自然な言葉ですね。
もとの韓国語を見ると、鶏脚というのは鶏のもも肉を使ったフライドチキンのことだと分かります。
想像力を働かせなければいけないときもありますが、「Naver Papago翻訳」はとても便利なアプリです。
音声翻訳を使えば、現地の人とスムーズにコミュニケーションを取ることも可能です。
旅行に行かれる際はぜひ使ってみてください。

まとめ
デリバリーで頼むメニューはどれも美味しいですし、ドラマで見たシーンを体験できるのは楽しいです。
韓国旅行に行かれる際はぜひ一度チャレンジしてみてください。
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