韓国のタクシーは日本よりも料金が安く、大変便利な移動手段の1つです。
ただ、初めて利用する人は怖いという気持ちや 不安 がありますよね。
そこで、この記事では安心して韓国のタクシーに乗れるように乗り方ガイドを紹介します。
韓国でタクシーの利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
韓国タクシーの料金は激安!?

韓国のタクシーは日本のタクシーと比べて料金がとても安いです。
韓国のタクシーはいくつか種類があるのですが、一番安いものだと初乗り料金が380円と日本の約2分の1 です。
さらに、距離料金も132メートルで10円、時間料金が31秒で10円なのですべて合わせると日本の5分の1くらいの料金でタクシーが利用できます。
これはソウルでの料金なので他の地域はもっと安かったりします。
ちなみに、仁川空港から明洞までタクシーで行くと60分~90分ほどかかるのですが、料金は5000円~6000円くらいです。
韓国タクシーアプリの使い方
韓国のタクシーはアプリを使って乗るのがオススメです。
行き先を伝える必要もなく支払いもスムーズなのでぜひ利用してみてください。
① Uber(ウーバー)

「Uber(ウーバー)」はアメリカを中心に世界中で利用されている配車サービスです。
Uberに登録した一般ドライバーがタクシーのように行き先まで連れて行ってくれます。
タクシーよりも安く手軽に使えるので人気があるサービスです。
ただ、一般のドライバーに不安を感じる方もいるかも知れませんね。
しかし、Uberには顧客とドライバーが相互に評価を行うシステムがあるので信頼できるドライバーがひと目でわかるのです。
ただ、残念ながらUberは現在ソウル市内でしか使うことができません。
② カカオタクシー

「カカオタクシー」は韓国で1番有名なタクシーアプリです。
乗車場所と行き先を打ち込めばタクシーが配車されるのですが、いちいち行き先を伝える必要がないのでスムーズに乗車できます。
さらにクレジットカードを登録しておけば支払いも簡単です。
以前は韓国人しか利用できませんでしたが、現在では韓国客でも利用できるようになりました。
さらにアプリは日本語対応しているので使うのも難しくありません。
韓国タクシーの乗り方・止め方
韓国でタクシーを止めるときは運転席のランプを見ます。
運転席のガラス越しに「빈차(空車)」という赤いランプが付いていたら止めることができます。
「예약(予約)」という青いランプが付いている場合は迎車なので乗れません。
ちなみに、韓国のタクシーは手動ドアなのでドアの開閉は自分でしましょう。
スーツケースなど手荷物はトランクに入れて大丈夫ですが、運転手さんが手伝ってくれることはあまりないです。
トランクを使いたい場合は「트렁크 열어주세요(トランクを開けてください)」と一言伝えましょう。
タクシーの安い・高いは色で見分ける!
韓国には2種類のタクシーがあるのですが、その見分け方を紹介します。
韓国のタクシーは車の色で見分けます。
① 一般タクシー

オレンジ、シルバー、白のタクシーは一般タクシーです。
一般タクシーは1番料金が安いですが、英語は通じないことが多いです。
あらかじめ韓国語で書かれた 行き先 の住所を用意しておいた方がいいです。
② 模範タクシー

高級感のある黒色のタクシーは模範タクシーです。
一般タクシーに比べて料金は2倍ほど高いですが、安定してサービスがいいのが特徴です。
英語だけでなく日本語が通じる運転手さんも多いです。
失敗しない行き先の伝え方とは?
日本人が韓国のタクシーで手こずるのが行き先を伝えるときです。
日本人の発音だと行き先が上手く伝わらないことが多いのです。
なので、事前に行き先の住所が書かれた 韓国語メモやスクリーンショットを準備しておくのがオススメです。
文字を見せれば行き先が間違って伝わることもありません。
ただ、アプリを使えばこのような煩わしいことをしなくてもいいので、個人的にはアプリを使うのが1番オススメです。
韓国タクシーの支払い方法は?
タクシーの支払いは現金のほかにクレジットカードとプリペイド式の交通カードT-moneyカードが使えます。
T-moneyカードは地下鉄やバスでも使えるので1枚持っておくと便利です。
ちなみに、韓国はほとんどがクレジットカード払いのため、運転手さんが細かい現金のおつりを持っていないことも多いです。
あらかじめ少額の紙幣を準備しておくと支払いもスムーズになります。
また、領収書をもらっておくと忘れ物などのトラブルでも役立つのでオススメです。
領収書をもらうときは「영수증 주세요(領収書ください)」と言ってください。
韓国タクシーを安全に使うには
韓国のタクシーに乗るときはぜひ気を付けてほしいことがいくつかあります。
① メーターをよく見る
段々と減ってきてはいますが観光客にぼったくりをするタクシーもあります。
なので、走り始めてからメーターが正常に動いているかを必ず確認しましょう。
不安な時は運転席の右側にある運転手の証明書の写真を撮っておいてください。
何かトラブルがあったときに使えます。
② 深夜・早朝はタクシーをつかまえにくい
深夜と早朝はタクシーをつかまえにくい時間帯です。
アプリでタクシーを呼んだり、ホテルのフロントに事前に頼んでおくと確実です。
ちなみに、深夜0時から4時は深夜料金で20%割増の料金になります。
③ 忘れ物をしたときは
忘れ物をしたときは利用したタクシー会社のコールセンターに問い合わせをしましょう。
タクシーを利用した時間と場所がわかる領収書があればスムーズなので、万が一のためにも領収書はもらっておきましょう。
韓国のタクシーまとめ
韓国でタクシーに乗るのは怖いというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
ですが、乗り方がわかって最低限のことに気を付ければこれ以上便利な移動手段はありません。
アプリを使えば本当に簡単に利用できるのでぜひ使ってみてください。
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