こんにちは、留学で韓国語を話せるようになったpupo(Twitter@kankoku_tanoshi)です。
韓国語の敬語は
① 尊敬語
② 謙譲語
③ 丁寧語
の三種類があります。
それぞれどのような場面で使うのか説明していきます。
韓国語の敬語① 尊敬語
尊敬語とは、主語を持ち上げる表現のことです。
目上の人が主語のときに尊敬語を使います。
日本語だと「~なさる」や「おっしゃる」が尊敬語です。
韓国語の尊敬語には
① 尊敬語の動詞
② 尊敬語の形容詞
③ 尊敬語の名詞
④ 尊敬語の助詞
があります。
詳しくは下の記事をチェックしてください。

韓国語の敬語② 謙譲語
謙譲語とは、へりくだる表現のことです。
主語を下げることで、相対的に相手を持ち上げるときにつかいます。
日本語だと「申し上げる」や「いただく」などが謙譲語です。
韓国語の謙譲語には
① 謙譲語の動詞
② 謙譲語の名詞
があります。
韓国語の謙譲語は尊敬語に比べて種類が少なく、覚えるのも楽です。
詳しくは下の記事をチェックしてください。

韓国語の敬語③ 丁寧語
丁寧語とは、言葉遣いを丁寧にすることで話している話している相手に敬意を示す表現のことです。
日本語の「です」や「ます」が丁寧語に当たります。
韓国語では「해요」や「합니다」が丁寧語です。
「해요」は日常でも使うことが多いカジュアルな表現です。
一方、「합니다」はビジネスの場面などで使うことが多いフォーマルな表現で、より敬意を表すことができます。
日本語と韓国語の敬語の違いは?

日本語と韓国語の敬語には大きく違うところが2つあります。
①身内に対して尊敬語を使うかどうか
日本語では身内に対して尊敬語を使いません。
日本語では「母は病院で働いております」のように身内のことは「おる」という謙譲語で表現します。
しかし、韓国語は身内であっても年上や目上の人に関することは尊敬語を使います。
なので、韓国語では「母は病院で働いております」ではなく「母は病院で働いていらっしゃいます(어머니는 병원에서 일하십니다)」となるのです。
②話す相手によって尊敬語・謙譲語を使い分けるかどうか
日本語では主語が同じでも話す相手によって尊敬語と謙譲語を使い分けます。
例えば課長に対して話すときは「課長は今どこにいらっしゃいますか?」といういように「いらっしゃる」という尊敬語を使います。
ですが、同じ課長のことを話題にしていても社外の人に対して話すときは「課長は今おりません」というように「おる」という謙譲語を使います。
一方で、韓国語は話している相手が誰かに関係なく、目上の人のことに関しては常に尊敬語を使います。
なので、韓国語では社外の人に対して話すときも「課長は今おりません」ではなく、「課長は今いらっしゃいません(과장님은 지금 안 계십니다)」となります。
◇
① 身内に対して尊敬語を使うかどうか
② 話す相手によって尊敬語・謙譲語を使い分けるかどうか
韓国語の敬語を学ぶ際は以上の2点に注意する必要があります。
韓国語の敬語まとめ
韓国語の敬語表現は下の3つがあります。
① 尊敬語
② 謙譲語
③ 丁寧語
また、日本語の敬語と韓国語の敬語の違いは下の通りです。
① 身内に対して尊敬語を使うかどうか
② 話す相手によって尊敬語・謙譲語を使い分けるかどうか
以上のことをおさえて韓国語の敬語を使いこなせるようになりましょう。
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